2023年度SoTLプロジェクト成果報告会を、2024年2月14日（水）13時～17時00分にオンラインにて開催しました。SoTLとはScholarship of Teaching and Learningの略で、「教員による授業実践に関する学術的探求を通して教授・学習過程を改善する取り組み」（吉良、2010）のことです。帝京大学では新たなFDへの取り組みとして2017年度よりSoTLプロジェクトを導入し、教員の授業研究を支援しています。
本成果報告会では、最初に、冲永佳史 帝京大学理事長・学長よりSoTLを推進していくことの意義についてお話をいただきました。その後、宮原俊之 帝京大学高等教育開発センター教授の司会のもと、2023年度の採択者計10名（9件）からそれぞれの研究内容とその成果等について発表いただきました。時間の関係により、質疑応答はGoogle Spreadsheetを用いて行いましたが、たくさんの質問をお寄せいただきました。最後に、安岡高志 帝京大学高等教育開発センター長による総合コメントで締め括り閉会しました。
「SoTLプロジェクト2023」につきまして、以下のとおり成果報告会を実施いたします。
本学八王子キャンパス・板橋キャンパス・宇都宮キャンパスに所属する採択者の先生方より、それぞれの取り組みと成果についてご報告いただき、今後の新たな授業改善に向けた取り組みへの一考察とできればと存じますので、ぜひご参加ください。
2024年2月14日（水）13時00分～17時00分
ご希望の時間帯のみのご参加も歓迎いたします。
オンライン（Zoom Webinar）
13時00分～13時05分 趣旨説明
高等教育開発センター 教授 宮原 俊之
13時05分～13時15分 開会の挨拶
理事長・学長 冲永 佳史
13時15分～13時35分 発表①
テーマ「データサイエンス教育における学習の動機付けとPythonによるデータ解析
実習導入の効果検証」
研究代表者 先端総合研究機構 教授 城戸 隆
13時35分～13時55分 発表②
テーマ「参加型ゼミによる能動的学習能力の向上をめぐって」
研究代表者 経済学部 地域経済学科 講師 宋 宇
13時55分～14時15分 発表③
テーマ「アクティブラーニングにおける博物館展示の役割と可能性
―主体的かつ対話的で深い学びの実現のための授業改善を目指して―」
研究代表者 外国語学部 外国語学科 准教授 西向 堅香子
14時15分～14時35分 発表④
テーマ「校種を超えてのアクティブ・ラーニングの実践
「芸術と社会貢献」を通じた学生のアイデンティティ形成の様相の精査」
研究代表者 教育学部 初等教育学科 准教授 大貫 真寿美
14時35分～14時55分 発表⑤
テーマ「アクティブラーニングを用いた授業実践の効果検証
―保育士資格必修科目「社会的養護Ⅱ」の実践をもとに―」
研究代表者 教育学部 初等教育学科 助教 佐々木 沙和子
14時55分～15時05分 休憩
15時05分～15時25分 発表⑥
テーマ「保育者養成におけるアクティブ・ラーニング型授業の設計・実施と評価
―表現の協働的学習を通して得られる学びの追求―」
研究代表者 教育学部 初等教育学科 准教授 若谷 啓子
15時25分～15時45分 発表⑦
テーマ「留学生の「発表力」向上を目指したモデル動画の制作と授業実践」
研究代表者 日本語教育センター 講師 清水 美帆
15時45分～16時05分 発表⑧
テーマ「学生の専門性を活用した子どもへの「伝え方」を学び合うプロジェクト
～教育学部初等教育学科と医療技術学部スポーツ医療学科の授業交流を通した
アプローチ～」
研究代表者 医療技術学部 スポーツ医療学科 助教 内山 由美子
16時05分～16時25分 発表⑨
テーマ「「国際日本学を学ぶ」でのアクティブラーニングを通じた「発信力」の向上」
研究代表者 外国語学部 国際日本学科 講師 ビューニュ マガリ
16時25分～16時50分 質疑応答・SoTLプロジェクト2024のご案内
16時50分～17時00分 閉会の挨拶
高等教育開発センター長・教授 安岡 高志
お申込みの受付を終了いたしました。たくさんのお申込みをありがとうございました。こちらからお申込みください。当日までに詳細のご案内をお送りします。
2024年2月13日（火）18:00（←13:00から変更しました）
無料
特記事項：
・当日は記録や今後の研修教材開発に活かす目的で高等教育開発センターにより録画・撮影させて頂く場合が
ありますので予めご了承ください。
・参加者による録音・録画・撮影はご遠慮ください。